長野電鉄2000系電車は、長野市と湯田中温泉・志賀高原を結ぶ特急用として1957年(昭和32年)から1964年(昭和39年)までに3両編成4本(12両)が日本車輌製造で製造されました。
運用開始は1957年3月15日で、ハイメカニズムと上質な設備の優秀車で、長野電鉄の看板車両として半世紀に亘り運行、2012年3月に最後まで残っていたD編成が運用終了になりました。
写真はD編成で、2007年に特急導入50周年を記念し初期から1990年まで使用された『りんご色』に復刻塗装されたものです。
2010年に長野駅で見かけた時、その時始めて見たのですが、とても懐かしい気持ちになり、なんだかいいなと思った電車です。
モハ2008はフロント下部にスカートも付き、丸みを帯びたスタイルとこのカラーリングがとてもいいですね。
D編成は小布施駅構内で展示保存されています。
A編成:モハ2001-サハ2051-モハ2002(1957年製造、2011年3月引退)
B編成:モハ2003-サハ2052-モハ2004(1957年製造、2005年8月引退)
C編成:モハ2005-サハ2053-モハ2006(1959年製造、2006年12月引退)
D編成:モハ2007-サハ2054-モハ2008(1964年製造、2012年3月引退)