なめ猫 『昭和』『平成』と愛されてきたツッパリ子猫のキャラクター <猫 昭和 平成 流行>

なめ猫 『昭和』『平成』と愛されてきたツッパリ子猫のキャラクター <猫 昭和 平成 流行>
なめ猫
下敷

80年代初頭に大ヒットしたキャラクターです。
子猫に当時の不良っぽい衣装を着せ、1980年から1982年まで様々なキャラクター商品が発売され、中でも「死ぬまで有効」「なめられたら無効」等が表記された免許証風ブロマイドは1200万枚を売り上げる一大ブームになりました。
正式名称は『全日本暴猫連合 なめんなよ』、英語表記は『Don’t Pelorian!』です。

なめ猫
下敷

『なめ猫』は元々プロデューサーの津田覚さんが育てていた4匹の子猫に衣装を着せて撮影されました。
一時、無理やり立たせて虐待していると批判されましたが、実際は前足を上げて立っているように見せているだけで、猫の負担にならないよう短時間で撮影されています。
『又吉』は実は女の子ですが、それを知らずに名前はつけられました。
猫たちは撮影後もスタッフなどに大切に育てられたとのことです。

2005年、80年代に撮影された写真を使ってなめ猫グッズがリバイバル発売され、2005年度版の免許証風ブロマイドはサンデー毎日によると2015年までに1900万枚を売り上げています。
2016年には『Y!mobile』のTVCMにも起用され、又々ブレイクしました。
『ザ・ベストテン』風のセットに『なめ猫バンド』が第一位で登場し『ランニャー』を演奏したり(元歌・爆風スランプ『ランナー』)、桐谷美玲さんと共演し声を哀川翔さんが担当したりしました。

『昭和』『平成』と愛されてきた『なめ猫』の歴史は、この先も続きそうですね。

なめ猫
下敷

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