日産 スカイライン2000GT-R KPGC110型(ケンメリGT-R)<車 昭和>

日産 スカイライン2000GT-R KPGC110型(ケンメリGT-R)<車 昭和>
2005.11.6 東京モーターショー 写真:高橋 秀幸

スカイラインとしては4代目となるC110型の2ドアハードトップ2000GTをベースに1973年1月から4月の3か月のみ、2代目のGT-Rとして2台の試作車を含む197台が生産され195台販売されました。
先代同様レース用エンジンをベースに公道でも使えるよう再設計した高性能のS20型エンジンを搭載し、オーバーフェンダーとリアスポイラーを装備していました。
この後、16年後の1989年までGT-Rは設定されず、生産台数の少なさもあり当時からプレミアムがつく人気でした。

高校の時、体育の先生が通勤で学校に乗ってきていて、いつもすごいなと眺めていました。
80年代初め頃、ケンメリGT-Rは中古で450万円位だったと記憶していますが、1980年式のターボ付きで高性能なスカイラインの新車が165.8万円でしたので3倍近い金額ですね。
今はさらに価値が上がって伝説の車になりました。

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