1959年(昭和34年)当時の皇太子明仁親王殿下と美智子様の御成婚を記念し発行された切手で、御肖像と檜扇の図柄が使われています。
お二人は1957年(昭和32年)軽井沢の親善テニストーナメントで出会い、テニスを通じて交際を深めました。
美智子様が皇族や華族出身ではなく平民出身であったことから結婚には反対もありましたが、国民からは歓迎され「ミッチー・ブーム」も興りました。
1959年(昭和34年)1月14日に納采の儀、同年4月10日に結婚の儀が執り行われ、4頭立ての馬車でのパレードは生中継されました。
御成婚を機にテレビが普及し、また交際期間を通じ週刊誌の創刊も相次ぐなどマスメディアの様相が変わる中で、日本中に明るい話題を提供することになりました。
その後、お二人が苦難を乗り越えながら国民に寄り添う姿は、多くの人に勇気を与え続けています。