カローラは、トヨタ自動車が1966年の初代より製造・販売している乗用車で、2019年時点で全12世代、日本の小型大衆乗用車のブランドとしては最も長い歴史を持っています。
車名のカローラ(Corolla)は「花の冠」の意味を持ち、初代は「プラス100ccの余裕」のキャッチコピーで売り出し、競合モデルの日産サニーの1000cc級のエンジンより大きな1100cc級のエンジン(1,077ccOHV K型、最高出力60PS/6,000rpm)を搭載していました。
全長3845×全幅1485×全高1380mm、車重710kg、乗車定員は5名で、価格は「デラックス(KE10-D)」49万5000円、「スペシャルKE10-B)」47万2000円、「スタンダード(KE10)」が43万2000円(東京地区)でした。
発売から3年5か月で100万台のラインオフは当時の国内最短記録で商業的にも大成功し、1970年に2代目にフルモデルチャンジしました。
初代カローラは小学生の頃の我が家の愛車で、家族でいろいろな所にドライブに行きました。
オーディオは8トラック、父がクラシック好きだったのでクラシックばかりでした。
子供は後ろの席が定位置でしたが、後ろの窓は後方が少し開くだけだったので、クーラーはまだついていない時代のことですから夏は暑かったですね。
たまに前に座ると、窓も開くし三角窓から風も入ってくるし気持ちよかったのを覚えています。
今の小型車から比べるとかなり小さな車ですが、多くの家族に愛された日本の歴史に残る名車です。