ダイヤペット第一号のミニカーは1965(昭和40)年8月に発売されたNo119プリンスグロリアDXです。
ダイヤペットは試作車にもナンバリングされたためNo1からではなく、また半年後にはNo113のフェアレディが出るなど数字にはこだわりがないようです。
大盛屋チェリカフェニックスPHE-24後期型の金型を引き継いだものですが、とても雰囲気があり良い出来だと思います。
アンチモニー製で重厚感があり、ミニカー用にディフォルメされたスタイルも実車の魅力を伝えています。
プリンスグロリアは当時のアメ車のように水平線を基調にしたデザインで、4燈式のヘッドライト、メッキのグリルなど高級感のあるものでした。
今でもフィフティーズのイメージでカスタム化して乗っている人もいます。
ダイヤペットは今も続く国産ミニカーの老舗ですが、長年車好きの子供たちや大人にも楽しみを与え続けていて素晴らしいですね。
発売:1965(昭和40)年8月9日 縮尺:1/40 当時価格380円 参考鑑定価格 箱付良品50000円(ミント品やショップではさらに高額、箱なしは2/3~1/2位になります。程度により大きく変わります。)